第五十三候 霎時施(こさめときどきふる)【18霜降-次候】10月28日~11月1日
「霎」は小雨のこと。「しぐれ」と読む場合もあります。
「時雨(しぐれ)」は降ったりやんだりする通り雨のことです。
【旬】
雨:八入の雨(やしおのあめ)
実:団栗(どんぐり)
食:茸(きのこ)
暮らしに旬を
第五十三候 霎時施(こさめときどきふる)【18霜降-次候】10月28日~11月1日
「霎」は小雨のこと。「しぐれ」と読む場合もあります。
「時雨(しぐれ)」は降ったりやんだりする通り雨のことです。
【旬】
雨:八入の雨(やしおのあめ)
実:団栗(どんぐり)
食:茸(きのこ)
第五十二候 霜始降(しもはじめてふる)【18霜降-初候】10月23日~10月27日
霜が初めて降りる時期です。俳句では「初霜」は冬の季語です。
【旬】
鳥:千鳥
花:吾亦紅(われもこう)
植物:芭蕉
18.霜降(そうこう)10月23日(秋6)
霜が降りる時期。暦の上では晩秋でいよいよ秋も終わりという時期です。
朝晩は冷え込むことも多くなります。
「秋の日は釣瓶落とし」という言葉通り、日が落ちるのが早くなります。
霜降
第五十二候 霜始降(しもはじめてふる)【18霜降-1初候】10月23日~10月27日
第五十三候 霎時施(こさめときどきふる)【18霜降-2次候】10月28日~11月1日
第五十四候 楓蔦黄(もみじつたきばむ)【18霜降-3末候】11月2日~11月6日
第五十一候 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)【17寒露-末候】10月18日~10月22日
秋の虫が鳴くころです。むかしはこおろぎのことをキリギリスといいました。
【旬】
花:竜胆(りんどう)
虫:こおろぎ、松虫
第五十候 菊花開(きくのはなひらく)【17寒露-次候】10月13日~10月17日
菊の花が咲くころです。重陽の節句(九月九日)では、長寿を願い菊の花を浮かべたお酒を飲みました。菊は薬草として奈良時代に中国から伝わりました。
【旬】
実:栗
野菜:枝豆
魚:はたはた
兆し:菊晴れ
菊の花の咲くころに青空が晴れ渡ること。
行事:神嘗祭(かんなめさい)
五穀豊穣に感謝して天照大御神に奉る伊勢神宮の祭り。
第四十九候 鴻雁来(こうがんきたる)【17寒露-初候】10月8日~10月12日
雁(かり)が北から渡ってくる季節です。
「清明」の次候「鴻雁北(こうがんかえる)4月10~14日」に対する候です。
春に北へ帰っていった雁がふたたびやってくる時期になりました。
【旬】
風:雁渡し(かりわたし)
雁が海を越えて渡ってくるころに吹く北風を「雁渡し」といいます。この風が吹くと涼しさが増し秋が深まります。
鳥:鴨(かも)
草花:ななかまど
野菜:しめじ
魚:ししゃも
17.寒露(かんろ)10月8日(秋5)
霜になりそうな冷たい露のことを寒露といいます。空気が澄み夜空に浮かぶ月が明るく見える季節です。
寒露
第四十九候 鴻雁来(こうがんきたる)【17寒露-1初候】10月8日~10月12日
第五十候 菊花開(きくのはなひらく)【17寒露-2次候】10月13日~10月17日
第五十一候 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)【17寒露-3末候】10月18日~10月22日
第四十八候 水始涸(みずはじめてかれる)【16秋分-末候】10月3日~10月7日
田から水を抜き、稲刈りに取りかかるころ。たわわに実った稲穂の収穫の秋まっただなかです。
【旬】
植物:穭(ひつじ)
花:藤袴(ふじばかま)秋の七草のひとつ
花:紫式部、金木犀
魚:とらふぐ
野菜:銀杏