第十五候 虹始見(にじはじめてあらわる)【5清明-3】4月15日~4月19日

第十五候 虹始見(にじはじめてあらわる)【清明3】4月15日~4月19日

虹が始めて出るころ。その年初めて見える虹を「初虹」という。冬は雨が少なく、見えても色が薄い。春の虹もまだ淡く消えやすいので見えたときの嬉しさはひとしお。

 

【旬】
星:春の夫婦星。麦星・アルクトゥルスと真珠星・スピカ。

花:白詰草(クローバー)

 

満天星(どうだんつつじ)

 

第十四候 鴻雁北(こうがんかえる)【5清明-2】4月10日~4月14日

第十四候 鴻雁北(こうがんかえる)【清明2】4月10日~4月14日

雁が北へ帰っていくころ。「鴻」は大型、「雁」は小型の雁をさす。

 

【旬】
景色:鳥曇(とりぐもり)・・渡り鳥が帰るころの曇り空。

魚介:浅利(あさり)

花:チューリップ・・トルコ語でターバンを意味する。

 

 

第十三候 玄鳥至(つばめきたる)【5清明-1】4月5日~4月9日

第十三候 玄鳥至(つばめきたる)【清明1】4月5日~4月9日

燕(つばめ)が南の国から日本に渡ってくる季節。「玄鳥(げんちょう)」はつばめの異名。「黒い鳥」の意味。つばめが巣を作るとその家は栄えるといわれる。

 

【旬】
花:花水木

行事:花鎮祭(はなしずめまつり)

行事:踏青(とうせい)・・野に出て青草を踏んで遊ぶこと

 

・お花まつり
4月8日はお釈迦様の誕生日、灌仏会(かんぶつえ)。花の咲きにぎわう季節なので、一般的にお花まつり、花祭りと呼ばれる。

 

・初がつお
かつおのたたき

 

5.清明(せいめい)4月5日(春5)

【清明(せいめい)】

4月5日~4月19日

「清浄明潔」を略したものが「清明」です。万物がみんな清らかで明るく生き生きとしているという意味です。

 

春風がやさしく吹き、たくさんの花が咲き始め、鳥たちが歌い出し、すべての命が春の息吹を謳歌しているような季節。

入学式、入社式など新しい人生のスタートを切るのもこの時期。そしていくつになっても、何か新しいことを始めたくなる時期ですね。

 

清明

第十三候 玄鳥至(つばめきたる)【5清明-1】4月5日~4月9日

第十四候 鴻雁北(こうがんかえる)【5清明-2】4月10日~4月14日

第十五候 虹始見(にじはじめてあらわる)【5清明-3】4月15日~4月19日