第五十一候 蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)【17寒露-末候】10月18日~10月22日
秋の虫が鳴くころ。昔は「こおろぎ」のことを「きりぎりす」と言った。
【旬】
花:竜胆(りんどう)
「根が竜の肝のように苦い」ということから、この名が付いた。
『枕草子』にもりんどうは登場する。
「りんだうは、枝ざしなどもむつかしけれど、こと花どものみな霜枯れたるに、いとはなやかなる色合ひにてさし出でたる、いとをかし。」
(現代語訳)(竜胆は枝ぶりなどはあまり良くない(扱いにくい)けれども、ほかの花々がみな霜枯れてしまっている時期に、とても鮮やかで華やかな色合いでスッと咲き出しているのは、実に趣がある。)

虫:秋の虫
鈴虫は「リーンリーン」、松虫は「チンチロリン」、青松虫は「リリリリ」。


