第三十候 半夏生(はんげしょうず)【10夏至-末候】7月1日~7月7日

第三十候 半夏生(はんげしょうず)【10夏至-3】7月1日~7月7日

半夏(はんげ)、別名・烏柄杓(からすびしゃく)がこの時期に生える。一年のちょうど半分にあたる時期。

【旬】
花:半化粧。(はんげしょう)。
葉っぱが半分白く化粧したようになる。花は穂。半夏生のころに咲くので混同され、半夏生と書かれるようにもなった。

 

花:凌霄花(のうぜんかずら)

行事:夏越しの祓(なごしのはらえ)

 

 

 

第二十九候 菖蒲華(あやめはなさく)【10夏至-次候】6月26日~6月30日

第二十九候 菖蒲華(あやめはなさく)【10夏至-2】6月26日~6月30日

花菖蒲(ハナショウブ)

菖蒲(あやめ)の花が咲くころ。

とはいっても、あやめは5月頃に咲く花なので、「花菖蒲(はなしょうぶ)」のことを指すのか。

花菖蒲はショウブの葉と似ていることから花菖蒲と名付けられた。カキツバタも似ている花。

ここから「いずれあやめか、かきつばた」(どれも美しくて迷ってしまう)という言葉ができた。

「はなしょうぶ」「あやめ」「かきつばた」「しょうぶ」それぞれに違う花で、皆それぞれに美しい。

 

カキツバタ

 

【旬】

鳥:山雀(やまがら)

花:夏椿

 

魚:金魚

 

 

第二十八候 乃東枯(なつかれくさかるる)【10夏至-初候】6月21日~6月25日

第二十八候 乃東枯(なつかれくさかるる)【10夏至-1】6月21日~6月25日

夏枯草(なつかれくさ)が枯れる時期。靭草(うつぼぐさ)の異名。うつぼぐさは生薬として役立ってきた。

 

【旬】

鳥:翡翠(かわせみ)
青緑の色になぞらえて宝石の名前(翡翠・ひすい)にもなった。

 

翡翠(ひすい)の原石

花:捩花(ねじばな)

 

花:立葵(たちあおい)

 

魚:鮎

塩焼き、天ぷらが美味。アユ釣りは6月に解禁される。

 

果物:夏みかん

代謝をよくして疲れをやわらげるクエン酸や、美肌、かぜ予防によいビタミンCなどがたっぷり。

 

 

 

 

 

10.夏至(げし)6月21日(夏4)

10.夏至(げし)6月21日(夏4)

夏至は一年で太陽が最も高くのぼる日です。

昼の長さが一番長い日になります。

夏至と冬至では夜の長さが5時間も違います。

 

夏至

第二十八候 乃東枯(なつかれくさかるる)【10夏至-初候】6月21日~6月25日

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