第三十二候 蓮始開(はすはじめてひらく)【11小暑-2】7月12日~7月16日
蓮(はす)の花が咲き始めるころ。蓮の地下茎の部分が「蓮根(れんこん)」となる。葉や茎や実も利用でき、ほとんどすべての部分が薬用となる。
中心の部分が蜂の巣に似ているので「はちす」とも呼ばれた。
「蓮は泥(でい)より出でて泥に染まらず」は、泥水(煩悩や困難な環境)の中で育ちながらも、それに染まることなく清らかで美しい大輪の花を咲かせるという意味。
(北宋の周敦頤(宋学の創始者)の言葉。また「維摩経(ゆいまきょう)」にも「泥中の蓮(でいちゅうのハス)」という言葉がある。)

【旬】
花:ダリア
江戸時代の終わりごろ日本に渡来。「天竺牡丹(てんじくぼたん)」と言われた。

花:百日紅(さるすべり)
木肌がつるつるしていて、木登りが得意な猿もすべってしまいそうということで「さるすべり」という名前が付いた。漢名は「百日紅」で、花が百日咲き続けるところから。7月から9月の暑さをものともせずに咲く。
