第三十七候 涼風至(すずかぜいたる)【13立秋-初候】8月7日~8月11日 – 二十四節気note

第三十七候 涼風至(すずかぜいたる)【13立秋-初候】8月7日~8月11日

第三十七候 涼風至(すずかぜいたる)

【13立秋-初候】8月7日~8月11日

涼しい風が吹き始める時期。俳句では「涼風」は夏の季語。暑いからこそ涼しさを感じることができる。

涼風至

秋来(き)ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬるー藤原敏行(18

(訳:(暦の上で)秋が来たと目にははっきり見えないけれど、風の音にハッと気づかされました。)

 

【旬】
花:撫子(なでしこ)
秋の七草だが、咲き始めるのは夏。俳句でも夏の季語。平安時代は「常夏(とこなつ)」などとも呼ばれた。英語ではPinkといい、ピンク色の語源となった。

中国から渡来したものを「唐撫子(からなでしこ)」というのに対して、在来種を「大和撫子(やまとなでしこ)」という。

なでしこ

 

花:夾竹桃(きょうちくとう)
細い竹に似た葉っぱに、桃のような花。夏に咲くので「甲子園の花」というイメージもあるそう。

生命力が強く、街の樹木としてもよく選ばれる。(ただし強い毒性があるので口にはしないように注意したい)

災害の後に咲いたことなどから「復興のシンボル」としても知られる。

 

虫:きりぎりす
昔の和歌に登場する「きりぎりす」は、「こおろぎ」を指す。「ギース、チョン」という鳴き声が、機を織るときの音に聞こえたので「機織り」とも呼ばれた。