第十八候 牡丹華(ぼたんはなさく)
【6穀雨-3】4月30日~5月4日
牡丹の花が咲く季節です。
「百花の王」とも呼ばれる豪華な花は「富貴草」「花王」との異名もあり、楊貴妃にも例えられました。
<牡丹の花>
【旬】
花:藤
花:山吹 八重
花:山吹 一重
行事:茶摘み
(四月中旬から始まり、歌にもあるように八十八夜(五月二日)頃がピーク)
暮らしに旬を
第十八候 牡丹華(ぼたんはなさく)
【6穀雨-3】4月30日~5月4日
牡丹の花が咲く季節です。
「百花の王」とも呼ばれる豪華な花は「富貴草」「花王」との異名もあり、楊貴妃にも例えられました。
<牡丹の花>
【旬】
花:藤
花:山吹 八重
花:山吹 一重
行事:茶摘み
(四月中旬から始まり、歌にもあるように八十八夜(五月二日)頃がピーク)
第十七候 霜止出苗(しもやみてなえいずる)
【6穀雨-2】4月25日~4月29日
霜も降りなくなり、稲の苗が成長する時期です。霜は作物にとって大敵。ようやく一安心というところでしょう。
【旬】
花:葱坊主、つつじ
兆し:陽炎(かげろう)
第十六候 葭始生(あしはじめてしょうず)
【穀雨1】4月20日~4月24日
葭が芽を出し始める時期です。つんつんととんがった緑の芽が水面から顔をのぞかせます。
【旬】
木:若緑(松の新芽)
魚:若鮎
鳥:頬白(ほおじろ)
6.穀雨(こくう)4月20日
4月20日~5月5日
「穀雨」は百穀を潤す雨という意味です。けむるように降る雨が多くなります。
雨が三日以上続くと「春霖(しゅんりん)」、降ったりやんだりする雨は「春時雨(はるしぐれ)」と呼ばれます。
様々な名前で呼ばれ親しまれてきた春の雨に濡れながら緑は日に日に深さを増していきます。
穀雨
第十六候 葭始生(あしはじめてしょうず)【6穀雨-1】4月20日~4月24日
第十七候 霜止出苗(しもやみてなえいずる)【6穀雨-2】4月25日~4月29日
第十八候 牡丹華(ぼたんはなさく)【6穀雨-3】4月30日~5月4日
第十五候 虹始見(にじはじめてあらわる)
【清明3】4月15日~4月19日
虹が始めて出るころです。その年初めて見える虹を「初虹」といいます。冬は雨が少なく見えても色が薄いのです。春の虹もまだ淡く消えやすいのですが見えたときの嬉しさはひとしおです。
【旬】
星:春の夫婦星。麦星・アルクトゥルスと真珠星・スピカ。
花:白詰草(クローバー)
満天星(どうだんつつじ)
第十四候 鴻雁北(こうがんかえる)
【清明2】4月10日~4月14日
雁が北へ帰っていくころです。「鴻」は大型、「雁」は小型の雁をさすといわれます。
【旬】
景色:鳥曇(とりぐもり)・・渡り鳥が帰るころの曇り空。
魚介:浅利(あさり)
花:チューリップ・・トルコ語でターバンを意味する。
第十三候 玄鳥至(つばめきたる)
【清明1】4月5日~4月9日
燕(つばめ)が南の国から日本に渡ってくる季節がやってきました。「玄鳥(げんちょう)」はつばめの異名。黒い鳥ということです。つばめが巣を作るとその家は栄えるとも言われます。
【旬】
花:花水木
行事:花鎮祭(はなしずめまつり)
行事:踏青(とうせい)・・野に出て青草を踏んで遊ぶこと
・お花まつり
4月8日はお釈迦様の誕生日、灌仏会(かんぶつえ)です。
花の咲きにぎわう季節なので、一般的にお花まつり、花祭りと呼ばれます。
・初がつお
かつおのたたき
【清明(せいめい)】
4月5日~4月19日
「清浄明潔」を略したものが「清明」です。万物がみんな清らかで明るく生き生きとしているという意味です。
春風がやさしく吹き、たくさんの花が咲き始め、鳥たちが歌い出し、すべての命が春の息吹を謳歌しているような季節。
入学式、入社式など新しい人生のスタートを切るのもこの時期。そしていくつになっても、何か新しいことを始めたくなる時期ですね。
清明
第十三候 玄鳥至(つばめきたる)【5清明-1】4月5日~4月9日
第十四候 鴻雁北(こうがんかえる)【5清明-2】4月10日~4月14日
第十五候 虹始見(にじはじめてあらわる)【5清明-3】4月15日~4月19日