第五十五候 山茶始開(つばきはじめてひらく)【19立冬-初候】11月7日~11月11日

第五十五候 山茶始開(つばきはじめてひらく)【19立冬-初候】11月7日~11月11日

「山茶花(さざんか)」の花が咲き始めるころ。ここで「つばき」と呼んでいるのは「山茶花」は元々「椿」のことだったから。日本では「山茶花」といえば「さざんか」として定着した。

「さざんか」と「椿」はよく混同されてきた。「さざんか」の方が咲き始めるのが早い。「椿」は花ごとぽとりと落ちるのに対して、「さざんか」は花びらが一枚ずつ散る。また「さざんか」は葉のふちがギザギザしているのも特徴。

・落ち葉焚き
落ち葉をはき集めて家の前でたき火。今ではあまり見なくなった風景。
「さざんか さざんか 咲いた道 焚き火だ 焚き火だ 落ち葉焚き」

【旬】

植物:石蕗(つわぶき)
蕗(ふき)に似た、艶のある、丸い葉。年中緑が美しいので、庭石や手水鉢のかたわらによく植えられている。

魚介:牡蠣
縄文時代の遺跡から出土するほど古くから食べられていた牡蠣。江戸時代の初期には養殖が始まっていた。

魚介:ししゃも
アイヌ語のsusu(柳)、ham(葉)から。11月ごろ産卵のため川をのぼってくるときが旬。