第二十三候 紅花栄(べにばなさかゆ)【8小満-2】5月26日~5月31日
紅花の花が咲く時期。花はオレンジ色で、紅の染料が取れる。口紅も紅花から作られた。

【旬】
鳥:四十雀(しじゅうから)

魚:めだか
木:枇杷(びわ)

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第二十三候 紅花栄(べにばなさかゆ)【8小満-2】5月26日~5月31日
紅花の花が咲く時期。花はオレンジ色で、紅の染料が取れる。口紅も紅花から作られた。

【旬】
鳥:四十雀(しじゅうから)

魚:めだか
木:枇杷(びわ)

第二十二候 蚕起食桑(かいこくわをはむ)【7小満-1】5月21日~5月25日
【旬】
花:薔薇

花:芍薬(しゃくやく)

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
野菜:そら豆
第二十一候 竹笋生(たけのこしょうず)【7立夏-3】5月15日~5月20日
たけのこが出てくるころ。
一晩で一節も伸びることから「たけのこの親優り(おやまさり)」ということわざができた。

【旬】
花:ひなげし
別名:虞美人草(項羽の愛人。虞美人が亡くなったあとに咲いた花という伝説から)
ポピー。

花:空木(ウツギ)
別名:卯の花

第二十候 蚯蚓出(みみずいずる)【7立夏-2】5月10日~5月14日
蚯蚓が地上にはい出る季節。土を肥やす役割もあり植物にはありがたい味方。
【旬】
鳥:ホトトギス

花:カーネーション

魚:初鰹
第十九候 鼃始鳴(かわずはじめてなく)【7立夏-1】5月5日~5月9日
蛙が鳴き始めるころ。この頃の眠くて仕方がない時期のことを「蛙の目借時(かわずのめかりどき)」と言う。

【旬】
行事:端午の節句

菖蒲

鳥:青葉木菟(あおばずく)青葉の頃、日本に渡ってくるフクロウ。

第十八候 牡丹華(ぼたんはなさく)【6穀雨-3】4月30日~5月4日
牡丹の花が咲く季節。「百花の王」とも呼ばれる豪華な花は「富貴草」「花王」との異名もあり、楊貴妃にも例えられた。
<牡丹>

【旬】
花:藤

花:山吹 八重

花:山吹 一重

行事:茶摘み(四月中旬から始まり、歌にもあるように八十八夜(五月二日)頃がピーク)
第十七候 霜止出苗(しもやみてなえいずる)【6穀雨-2】4月25日~4月29日
霜も降りなくなり、稲の苗が成長する時期。霜は作物にとって大敵。ようやく一安心というところ。

【旬】
花:つつじ

花:葱坊主
兆し:陽炎(かげろう)
第十六候 葭始生(あしはじめてしょうず)【穀雨1】4月20日~4月24日
葭(あし)が芽を出し始める時期。つんつんととんがった緑の芽が水面から顔をのぞかせる。

【旬】
木:若緑(松の新芽)
魚:若鮎
鳥:頬白(ほおじろ)

第十五候 虹始見(にじはじめてあらわる)【清明3】4月15日~4月19日
虹が始めて出るころ。その年初めて見える虹を「初虹」という。冬は雨が少なく、見えても色が薄い。春の虹もまだ淡く消えやすいので見えたときの嬉しさはひとしお。

【旬】
星:春の夫婦星。麦星・アルクトゥルスと真珠星・スピカ。
花:白詰草(クローバー)

満天星(どうだんつつじ)

第十四候 鴻雁北(こうがんかえる)【清明2】4月10日~4月14日
雁が北へ帰っていくころ。「鴻」は大型、「雁」は小型の雁をさす。

【旬】
景色:鳥曇(とりぐもり)・・渡り鳥が帰るころの曇り空。
魚介:浅利(あさり)
花:チューリップ・・トルコ語でターバンを意味する。
