第二十八候 乃東枯(なつかれくさかるる)【10夏至-1】6月21日~6月25日
夏枯草(なつかれくさ)が枯れる時期。夏枯草は「かこそう」ともいわれ、靭草(うつぼぐさ)の異名である。
「うつぼ」とは昔、武士が矢を入れるのに使った道具。うつぼぐさは生薬として役立ってきた。
【旬】
鳥:翡翠(かわせみ)
一年中、日本にいる鳥だが、歳時記では夏の季語。スズメより一まわり大きいぐらいの大きさ。
青緑の色になぞらえて、宝石の名前(翡翠・ひすい)にもなった。「翡翠(ひすい)」は「かわせみ」の漢名。(中国での名前)

翡翠(ひすい)の原石

花:捩花(ねじばな)
桃色の小さな花が、茎の周りにねじれるようについている。「捩摺(もじずり)」という異称もある。
花:立葵(たちあおい)
その名の通り、すくっと伸びた茎に沿って、ふんわりとした花が咲き登っていく。真夏になっても炎天下をものともせず咲く花。
魚:鮎
塩焼き、天ぷらが美味。アユ釣りは6月に解禁される。
果物:夏みかん
代謝をよくして疲れをやわらげるクエン酸や、美肌、かぜ予防によいビタミンCなどがたっぷり。