第六十一候 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)【21大雪-初候】12月7日~12月11日

第六十一候 閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)【21大雪-初候】12月7日~12月11日

空が閉ざされ本格的な冬になります。

冬日は一日の最低気温が0度未満になること。真冬日は最高気温が0度未満の日を指します。

【旬】

魚:鱈(たら)

風物:湯たんぽ

植物:万両

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第五十九候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)【20小雪-次候】11月27日~12月1日

第五十九候 朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)【20小雪-次候】11月27日~12月1日

北風が木の葉を吹き払う時期です。「朔」は「はじめ」という意味でも使われます。

【旬】

木:落葉松(からまつ)

植物:八手(やつで)

 

鳥:かいつぶり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第五十八候 虹蔵不見(にじかくれてみえず)【20小雪-初候】11月22日~11月26日

第五十八候 虹蔵不見(にじかくれてみえず)【20小雪-初候】11月22日~11月26日

清明の末候「虹始見(にじはじめてあらわる)」に対応する候で、虹が見えなくなる時期です。

雨が少なくなるので虹も見えなくなります。

【旬】

実:龍の玉

木:南天

鳥:鴛鴦(おしどり)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第五十七候 金盞香(きんせんかさく)【19立冬-末候】11月17日~11月21日

第五十七候 金盞香(きんせんかさく)【19立冬-末候】11月17日~11月21日

水仙が咲き、よい香りを放つ頃です。雪の中でも香り高く咲くので「雪中花」ともいわれます。

 

【旬】

花:金盞花(きんせんか)

現在金盞花といえば菊科の黄色やオレンジの花のことをいいます。

 

鳥:ゆりかもめ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第五十五候 山茶始開(つばきはじめてひらく)【19立冬-初候】11月7日~11月11日

第五十五候 山茶始開(つばきはじめてひらく)【19立冬-初候】11月7日~11月11日

山茶花(さざんか)の花が咲き始めるころです。

さざんかと椿はよく混同されてきました。さざんかの方が咲き始めるのが早く、椿は花ごとぽとりと落ちるのに対して、さざんかは花びらが一枚ずつ散っていきます。またさざんかは葉のふちがギザギザしているのも特徴です。

落ち葉焚き

落ち葉をはき集めて家の前で焚火をしていました。今ではあまり見なくなった風景です。

「♪さざんか さざんか 咲いた道 焚き火だ 焚き火だ 落ち葉焚き~。。」という歌がありますね。ちょうどこの頃の時期に歌われていたのでしょうか。

 

【旬】

植物:石蕗(つわぶき)

魚介:ししゃも、牡蠣

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第五十四候 楓蔦黄(もみじつたきばむ)【18霜降-末候】11月2日~11月6日

第五十四候 楓蔦黄(もみじつたきばむ)【18霜降-末候】11月2日~11月6日

楓や蔦の葉が紅葉するころです。

候のことば「山粧(よそお)う」

秋の山が紅葉する様子を山粧うというそうです。

郭煕(かくき)という11世紀中国・北宋の画家が、春は山笑う、夏は山滴(したた)る、秋は山粧う、冬は山眠る、と表したことに由来します。

【旬】

木:銀杏(いちょう)

景色:山装う(やまよそおう)

春・山笑う、夏・山滴る(したたる)、秋・山装う、冬・山眠る

星:星月夜

魚:かわはぎ
ふぐにまさるとも劣らないおいしさ。

野菜:さつまいも
江戸時代から栽培が始まる。ビタミンや食物繊維も豊富。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第五十三候 霎時施(こさめときどきふる)【18霜降-次候】10月28日~11月1日

第五十三候 霎時施(こさめときどきふる)【18霜降-次候】10月28日~11月1日

「霎」は小雨のこと。「しぐれ」と読む場合もあります。

「時雨(しぐれ)」は降ったりやんだりする通り雨のことです。

【旬】

雨:八入の雨(やしおのあめ)

 

実:団栗(どんぐり)

食:茸(きのこ)