第五十三候 霎時施(こさめときどきふる)【18霜降-次候】10月28日~11月1日
「霎」は小雨のこと。「しぐれ」と読む場合もある。「時雨(しぐれ)」は降ったりやんだりする通り雨のこと。
いまはとて わが身時雨に ふりぬれば 言の葉さへに うつろひにけりー小野小町
(訳:今はもう時雨に降られた木の葉のように私も老いてしまったから、あなたの約束の言葉までも、同じように変わってしまったのですね。)

【旬】
雨:八入の雨(やしおのあめ)
染色のとき、染料に一度だけ浸すことを一入(ひとしお)、何度も浸して濃く染め上げることを八入(やしお)といった。雨が降るたび、樹木が色濃く染まっていく様子を染め物に例えた。
実:団栗(どんぐり)
楢(なら)、櫟(くぬぎ)、樫(かし)などの小さな木の実。

食:茸(きのこ)






























