七十二候 – ページ 6 – 二十四節気note

第二十一候 竹笋生(たけのこしょうず)【7立夏-3】5月15日~5月20日

第二十一候 竹笋生(たけのこしょうず)【7立夏-3】5月15日~5月20日

たけのこが出てくるころです。

一晩で一節も伸びることから「たけのこの親優り(おやまさり)」ということわざもできました。

 

【旬】

花:ひなげし

別名:虞美人草。

(項羽の愛人、虞美人が亡くなったあとに咲いた花という伝説から。)

ポピー。

♪~丘の上ひなげしの花で

占うのあの人の心 今日もひとり ~

「ひなげしの花」アグネスチャン

 

花:空木(ウツギ)

別名:卯の花

 

第十九候 鼃始鳴(かわずはじめてなく)【7立夏-1】5月5日~5月9日

第十九候 鼃始鳴(かわずはじめてなく)【7立夏-1】5月5日~5月9日

この頃になると蛙が鳴き始めます。この頃の眠くて仕方がない時期のことを「蛙の目借時」と言います。

 

【旬】

行事:端午の節句

 

菖蒲

 

 

鳥:青葉木菟(あおばずく)青葉の頃、日本に渡ってくるフクロウ。

 

 

第十八候 牡丹華(ぼたんはなさく)【6穀雨-3】4月30日~5月4日

第十八候 牡丹華(ぼたんはなさく)

【6穀雨-3】4月30日~5月4日

牡丹の花が咲く季節です。

「百花の王」とも呼ばれる豪華な花は「富貴草」「花王」との異名もあり、楊貴妃にも例えられました。

 

<牡丹の花>

 

【旬】

花:藤

 

 

花:山吹 八重

 

 

 

花:山吹 一重

 

 

行事:茶摘み

(四月中旬から始まり、歌にもあるように八十八夜(五月二日)頃がピーク)

 

 

 

 

第十五候 虹始見(にじはじめてあらわる)【5清明-3】4月15日~4月19日

第十五候 虹始見(にじはじめてあらわる)

【清明3】4月15日~4月19日

虹が始めて出るころです。その年初めて見える虹を「初虹」といいます。冬は雨が少なく見えても色が薄いのです。春の虹もまだ淡く消えやすいのですが見えたときの嬉しさはひとしおです。

 

 

【旬】

星:春の夫婦星。麦星・アルクトゥルスと真珠星・スピカ。

花:白詰草(クローバー)

 

満天星(どうだんつつじ)

 

第十四候 鴻雁北(こうがんかえる)【5清明-2】4月10日~4月14日

第十四候 鴻雁北(こうがんかえる)

【清明2】4月10日~4月14日

雁が北へ帰っていくころです。「鴻」は大型、「雁」は小型の雁をさすといわれます。

 

 

【旬】

景色:鳥曇(とりぐもり)・・渡り鳥が帰るころの曇り空。

魚介:浅利(あさり)

花:チューリップ・・トルコ語でターバンを意味する。