第三十五候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
【12大暑-次候】7月28日~8月1日
土がじっとりとして蒸し暑くなる時期です。
最高気温が25度以上を「夏日」、30度以上を「真夏日」、35度以上を「猛暑日」と呼びます。
【旬】
花:向日葵
果物:西瓜(スイカ)
星:旱星(ひでりぼし)
暮らしに旬を
第三十五候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)
【12大暑-次候】7月28日~8月1日
土がじっとりとして蒸し暑くなる時期です。
最高気温が25度以上を「夏日」、30度以上を「真夏日」、35度以上を「猛暑日」と呼びます。
【旬】
花:向日葵
果物:西瓜(スイカ)
星:旱星(ひでりぼし)
第三十四候 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)
【12大暑-初候】7月23日~7月27日
桐の花が初めて咲くころです。
ここでいう桐とは、桐とは別の種類の梧桐(あおぎり)のことだと思われます。
【旬】
魚:鰻
魚介:蜆(しじみ)
波:土用波(どようなみ)
12.大暑(たいしょ)7月23日(夏6)
梅雨もあけ、暑さも本格的になってきます。
土用の丑の日に鰻を食べたり、「丑湯(うしゆ)」といって薬湯に入る風習もあります。
大暑
第三十四候 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)【12大暑-初候】7月23日~7月27日
第三十五候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)【12大暑-次候】7月28日~8月1日
第三十六候 大雨時行(たいうときどきにふる)【12大暑-末候】8月2日~8月6日
第三十三候 鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)【11小暑-3】7月17日~7月22日
鷹の幼鳥が飛ぶことを学習するころ、つまり巣立ちの時期です。
【旬】
行事:祇園祭、天神祭
花:檜扇(ひおうぎ)
花:萱草(かんぞう)
魚:鱧(はも)
第三十二候 蓮始開(はすはじめてひらく)【11小暑-2】7月12日~7月16日
蓮の花が咲き始めます。「蓮根」以外にも葉や茎や実も利用でき、またほとんどすべての部分が薬用となります。
【旬】
花:ダリア
花:百日紅(さるすべり)
第三十一候 温風至(あつかぜいたる)【11小暑-1】7月7日~7月11日
あつい風が吹いてくる時期です。梅雨明けの頃に吹く南風を「温風(おんぷう)」と言いました。
【旬】
花:朝顔
鳥:小鷺(こさぎ)
行事:星合の空(ほしあいのそら)
11.小暑(しょうしょ)7月7日(夏5)
この日から暑中になります。
暑中見舞いを出すのは小暑7/7~大暑7/23の間。それ以降は残暑見舞いになります。
梅雨の後半で豪雨になることも多くなってきます。
小暑
第三十一候 温風至(あつかぜいたる)【11小暑-初候】7月7日~7月11日
第三十二候 蓮始開(はすはじめてひらく)【11小暑-次候】7月12日~7月16日
第三十三候 鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)【11小暑-末候】7月17日~7月22日
第三十候 半夏生(はんげしょうず)【10夏至-3】7月1日~7月7日
半夏(はんげ)、別名烏柄杓(からすびしゃく)がこの時期に生えます。
一年のちょうど半分にあたる時期です。
【旬】
花:半化粧。葉っぱが半分白くお化粧したようになります。花は穂です。半夏生のころに咲くので混同され、半夏生とも書かれるようにもなりました。
花:凌霄花(のうぜんかずら)
行事:夏越しの祓(なごしのはらえ)
第二十九候 菖蒲華(あやめはなさく)【10夏至-2】6月26日~6月30日
花菖蒲(ハナショウブ)
菖蒲(あやめ)の花が咲くころです。
とはいっても、あやめは5月頃に咲く花なので、花菖蒲(はなしょうぶ)のことを指すのでしょうか。
花菖蒲はショウブの葉と似ていることから花菖蒲と名付けられました。
カキツバタも似ている花です。
ここから「いずれあやめかかきつばた」どれも美しくて迷ってしまう、という言葉ができたそうです。
「はなしょうぶ」「あやめ」「かきつばた」「しょうぶ」それぞれに違いますが、みんな美しいですね。
カキツバタ
【旬】
鳥:山雀(やまがら)
花:夏椿
魚:金魚
第二十八候 乃東枯(なつかれくさかるる)【10夏至-1】6月21日~6月25日
夏枯草(なつかれくさ)が枯れる時期です。靭草(うつぼぐさ)の異名です。
うつぼぐさは生薬として役立ってきました。
【旬】
鳥:翡翠(かわせみ)
青緑の色になぞらえて宝石の名前にもなりました。
翡翠(ひすい)の原石
花:捩花(ねじばな)
花:立葵(たちあおい)
魚:鮎
塩焼き、天ぷらが美味。アユ釣りは6月に解禁される。
果物:夏みかん
代謝をよくして疲れをやわらげるクエン酸や、美肌、かぜ予防によいビタミンCなどがたっぷり。