4.春分(しゅんぶん)3月20日(春4)

【春分(しゅんぶん)】

3月20日~4月4日

春分は太陽が真東から上がって真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる日です。春分の日は祝日にもなっており「自然をたたえ生命をいつくしむ日」とされています。

春分を挟んだ7日間が春の彼岸です。「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉通り寒さもやわらぎ過ごしやすい季節になってきます。

 

第十候 雀始巣(すずめはじめてすくう)【4春分-1】3月20日~3月24日

第十一候 桜始開(さくらはじめてひらく)【4春分-2】3月25日~3月29日

第十二候 雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)【4春分-3】3月30日~4月4日

 

 

3.啓蟄(けいちつ)3月5日(春3)

【啓蟄(けいちつ)】

3月5日~3月19日

寒い間土の中にこもっていた虫がそろそろ活動を始めます。野の花が咲き始めるのもこの頃。雨の多い季節ですが一雨ごとにあたたかくなってきます。

 

第七候 蟄虫啓戸(すごもりのむしとをひらく)【3啓蟄-1】3月5日~3月9日

第八候 桃始笑(ももはじめてさく)【3啓蟄-2】3月10日~3月14日

第九候 菜虫化蝶(なむしちょうとなる)【3啓蟄-3】3月15日~3月19日

 

 

2.雨水(うすい)2月19日(春2)

【雨水(うすい)】

2月19日~3月4日

雨水は今まで降っていた雪がいつしか雨に変わり、積もった雪や氷が溶け始めるという季節です。

昔からこの季節は農耕の準備を始める季節と言われてきました。

 

キャンディーズの「春一番」はまさにこの季節の歌ですね。

「♪雪が解けて川になって流れていきます。つくしのこが恥ずかしげに顔を出します。もうすぐ春ですね。。ちょっと気取ってみませんか。

泣いてばかりいたって幸せは来ないから重いコート脱いで出かけませんか。もうすぐ春ですね。恋をしてみませんか。。」

いい歌ですね!

 

 

第四候 土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)【2雨水-1】2月19日~2月23日

第五候 霞初靆(かすみはじめてたなびく)【2雨水-2】2月23日~2月27日

第六候 草木萌動(そうもくめばえいずる)【2雨水-3】2月28日~3月4日

 

 

 

 

 

1.立春(りっしゅん)2月4日(春1)

【立春(りっしゅん)】

2月4日~2月18日

二十四節気は立春から始まります。

旧暦では立春に近い新月を一月一日としていました。

立春は春の始まりであると同時に、一年のスタートでもあったのです。

 

 

立春とは初めて春の兆しが現れてくるころのこと。

この季節から数えて、最初に吹く南寄りの強い風が春一番です。

 

外からは梅がとび込福茶哉(小林一茶)

 

新しい年に初めて汲んだ水を若水といい、その水で淹れたお茶を福茶といいます。

 

 

第一候 東風解凍(はるかぜこおりをとく)【1立春-初候】2月4日~2月8日

第二候 黄鶯睍睆(うぐいすなく)【1立春-次候】2月9日~2月13日

第三候 魚上氷(うおこおりをいずる)【1立春-末候】2月14日~2月17日