24note01net – ページ 3 – 二十四節気note

15.白露(はくろ)9月7日(秋3)

15.白露(はくろ)9月7日(秋3)

「白露」は露がおりて白く光って見えるの意味。夜の気温がぐっと下がって水滴が草などにつく。

白露

第四十三候 草露白(くさのつゆしろし)【15白露-1初候】9月7日~9月11日

第四十四候 鶺鴒鳴(せきれいなく)【15白露-2次候】9月12日~9月16日

第四十五候 玄鳥去(つばめさる)【15白露-3末候】9月17日~9月22日

 

14.処暑(しょしょ)8月23日(秋2)

14.処暑(しょしょ)8月23日(秋2)

処暑は暑さが収まるという意味。朝晩が少しずつ涼しくなるころ。過ぎゆく夏を惜しむ季節。

処暑

第四十候 綿柎開(わたのはなしべひらく)【14処暑-初候】8月23日~8月27日

第四十一候 天地始粛(てんちはじめてさむし)【14処暑-次候】8月28日~9月1日

第四十二候 禾乃登(こくものすなわちみのる)【14処暑-末候】9月2日~9月6日

 

第三十九候 蒙霧升降(ふかききりまとう)【13立秋-末候】8月17日~8月22日

第三十九候 蒙霧升降(ふかききりまとう)【13立秋-末候】8月17日~8月22日

深い霧がまとわりつくように立ち込める季節。「蒙霧(もうむ)」は、もうもうと立ち込める霧のこと。

【旬】
花:桔梗(ききょう)

桔梗

 

花:槿(むくげ)

槿(むくげ)

・秋の七草

萩(はぎ) 桔梗(ききょう)葛(くず) 藤袴(ふじばかま) 女郎花(おみなえし)尾花(おばな) 撫子(なでしこ)

ハギ・キキョウ クズ・フジバカマ オミナエシ オバナ・ナデシコ

 

果実:無花果(いちじく)
花が咲かないと思われていたため「無花果」という名が付いたが、花は実の中に咲くのだそう。

無花果(いちじく)

 

 

第三十八候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)【13立秋-次候】8月12日~8月16日

第三十八候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)【13立秋-次候】8月12日~8月16日

ひぐらしが鳴き始める時期。夕暮れに「カナカナ・・」という声が聞こえると、夏の終わりの哀愁を感じる。

【旬】

花:女郎花(おみなえし)
秋の七草の一つ。黄色の小さな花が咲く。『万葉集』では「おみな」の部分に「姫」などの漢字をあて、美しい女性や優美さなどを表現していた。「女郎」は元々女性を表す言葉だった。

女郎花オミナエシ 秋の七草 

・秋の七草
萩(はぎ)、桔梗(ききょう)、葛(くず)、 藤袴(ふじばかま)、 女郎花(おみなえし)、尾花(おばな)、 撫子(なでしこ)

ハギ・キキョウ、クズ・フジバカマ、オミナエシ、オバナ・ナデシコ

 

虫:つくつくぼうし
つくつくぼうしの鳴き声は、夏の終わりを感じさせる。俳句でも「ひぐらし」と並んで秋の季語となっている。

 

行事:盆
旧暦では7月13日から16日の期間に先祖の霊をまつる行事を行なった。現在では一月ずらして行なわれている。

 

第三十七候 涼風至(すずかぜいたる)【13立秋-初候】8月7日~8月11日

第三十七候 涼風至(すずかぜいたる)

【13立秋-初候】8月7日~8月11日

涼しい風が吹き始める時期。俳句では「涼風」は夏の季語。暑いからこそ涼しさを感じることができる。

涼風至

秋来(き)ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬるー藤原敏行(18

(訳:(暦の上で)秋が来たと目にははっきり見えないけれど、風の音にハッと気づかされました。)

 

【旬】
花:撫子(なでしこ)
秋の七草だが、咲き始めるのは夏。俳句でも夏の季語。平安時代は「常夏(とこなつ)」などとも呼ばれた。英語ではPinkといい、ピンク色の語源となった。

中国から渡来したものを「唐撫子(からなでしこ)」というのに対して、在来種を「大和撫子(やまとなでしこ)」という。

なでしこ

 

花:夾竹桃(きょうちくとう)
細い竹に似た葉っぱに、桃のような花。夏に咲くので「甲子園の花」というイメージもあるそう。

 

虫:きりぎりす
昔の和歌に登場する「きりぎりす」は、「こおろぎ」を指す。「ギース、チョン」という鳴き声が、機を織るときの音に聞こえたので「機織り」とも呼ばれた。

 

13.立秋(りっしゅう)8月7日(秋1)

13.立秋(りっしゅう)8月7日(秋1)

まだまだ暑い時期だが暦の上では秋が始まる。空には夏の入道雲に代わって、秋のうろこ雲が見えることも。空では季節が変わりつつあるようだ。

季節は空で出会うといわれる。季節の変わり目の空を「行き会いの空」という。(「行き会い」は「出会い」の意味。)空では隣り合う季節がゆっくりと移りゆく。夏の中に小さな秋が見え、秋にはまだ夏が残るように、グラデーションで徐々に変わっていく。

立秋ウロコ雲

 

立秋

第三十七候 涼風至(すずかぜいたる)【13立秋-初候】8月7日~8月11日

第三十八候 寒蝉鳴(ひぐらしなく)【13立秋-次候】8月12日~8月16日

第三十九候 蒙霧升降(ふかききりまとう)【13立秋-末候】8月17日~8月22日

 

第三十六候 大雨時行(たいうときどきにふる)【12大暑-末候】8月2日~8月6日

第三十六候 大雨時行(たいうときどきにふる)

【12大暑-末候】8月2日~8月6日

大雨が降りやすい時期。

【旬】

季節:花火

 

花:ハイビスカス
南国やハワイのイメージが強いが、原産地はインドや中国。
「仏桑花(ぶっそうげ)」と呼ばれた。島津家が徳川家康に献上したという記録が残る。

 

第三十五候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)【12大暑-次候】7月28日~8月1日

第三十五候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)

【12大暑-次候】7月28日~8月1日

土がじっとりとして蒸し暑くなる時期。

最高気温が25度以上を「夏日」、30度以上を「真夏日」、35度以上を「猛暑日」と呼ぶ。最近では(2022~)40度以上を「酷暑日(こくしょび)」と呼ぶことが新たに追加された。

【旬】
花:向日葵(ヒマワリ)
「日輪草(にちりんそう)」という名前も持つ。太陽の光を受けて輝くように咲く。

ひまわり

 

果物:西瓜(スイカ)
夏の果物といえばスイカ。漢名を音読みした「さいか」が「すいか」に変わったそう。

星:旱星(ひでりぼし)
火星やさそり座のアンタレスなど、赤く輝く星のこと。

 

 

第三十四候 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)【12大暑-初候】7月23日~7月27日

第三十四候 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)

【12大暑-初候】7月23日~7月27日

桐の花が初めて咲くころ。ここでいう桐とは、桐とは別の種類の「梧桐(あおきり)」のことだと思われる。樹皮が緑色で、黄色っぽい、小さな花を咲かせる。

【旬】
魚:鰻
『万葉集』にも「夏瘦せにはうなぎが良い」と歌われているように、奈良時代からうなぎの栄養価が高いことは知られていた。

「石麿(いはまろ)に われ物申す 夏痩せに 良しといふ物そ うなぎ取り食(め)せ。(大伴家持)」
(訳:石麻呂(いわまろ)さんに言うよ。夏痩せによく効くという鰻を獲ってお食べなさい。)

江戸時代になって、平賀源内が「土用の丑の日」に鰻を食べる風習を広めたという。夏の土用は7/20~8/5頃。

土用の丑の日

 

魚介:蜆(しじみ)
一年中食べられるが、夏は「土用しじみは腹の薬」と言われ、肝臓にいいとされている。

 

波:土用波(どようなみ)
土用のころに押し寄せてくる大きな波のこと。

 

 

12.大暑(たいしょ)7月23日(夏6)

12.大暑(たいしょ)7月23日(夏6)

梅雨もあけ、暑さも本格的になる。

土用の丑の日に鰻を食べたり、「丑湯(うしゆ)」という薬湯に入る風習など。夏負けしないように、さまざまな工夫がなされてきた。

「土用」は年に4回あり、「夏の土用」は秋分前の18日間。7/20~8/5頃をさす。

ひまわり

 

大暑

第三十四候 桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)【12大暑-初候】7月23日~7月27日

第三十五候 土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)【12大暑-次候】7月28日~8月1日

第三十六候 大雨時行(たいうときどきにふる)【12大暑-末候】8月2日~8月6日

 

第三十三候 鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)【11小暑-末候】7月17日~7月22日

第三十三候 鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)【11小暑-3】7月17日~7月22日

鷹の幼鳥が飛ぶことを学習するころ、巣立ちの時期。

 

【旬】
花:檜扇(ひおうぎ)
葉の形が檜扇(ひのきの扇)のようなのでその名前が付いた。真っ黒な種は「射干玉(ぬばたま)」と呼ばれ、「夜」「黒」「髪」などを導く枕詞となった。

 

花:萱草(かんぞう)

 

魚:鱧(はも)
小骨が多く骨切りという職人技が必要だが淡泊で上品な夏の味。

 

行事:祇園祭、天神祭

 

 

第三十二候 蓮始開(はすはじめてひらく)【11小暑-次候】7月12日~7月16日

第三十二候 蓮始開(はすはじめてひらく)【11小暑-2】7月12日~7月16日

蓮(はす)の花が咲き始めるころ。蓮の地下茎の部分が「蓮根(れんこん)」となる。葉や茎や実も利用でき、ほとんどすべての部分が薬用となる。

中心の部分が蜂の巣に似ているので「はちす」とも呼ばれた。

「蓮は泥(でい)より出でて泥に染まらず」は、泥水(煩悩や困難な環境)の中で育ちながらも、それに染まることなく清らかで美しい大輪の花を咲かせるという意味。

(北宋の周敦頤(宋学の創始者)の言葉。また「維摩経(ゆいまきょう)」にも「泥中の蓮(でいちゅうのハス)」という言葉がある。)

 

【旬】
花:ダリア
江戸時代の終わりごろ日本に渡来。「天竺牡丹(てんじくぼたん)」と言われた。

 

花:百日紅(さるすべり)
木肌がつるつるしていて、木登りが得意な猿もすべってしまいそうということで「さるすべり」という名前が付いた。漢名は「百日紅」で、花が百日咲き続けるところから。7月から9月の暑さをものともせずに咲く。

 

 

第三十一候 温風至(あつかぜいたる)【11小暑-初候】7月7日~7月11日

第三十一候 温風至(あつかぜいたる)【11小暑-1】7月7日~7月11日

あつい風が吹いてくる時期。梅雨明けの頃に吹く南風を「温風(おんぷう)」という。蒸し暑くなってくる時期。

【旬】
花:朝顔
奈良時代に中国から薬草として渡来した。

 

鳥:小鷺(こさぎ)
真っ白な鷺は「大鷺(だいさぎ)」「中鷺(ちゅうさぎ)」「小鷺(こさぎ)」に分けられる。その中で一年中日本にいるのは「小鷺」だけ。あとは夏鳥。

 

行事:星合の空(ほしあいのそら)
七夕の夜、牽牛(けんぎゅう)と織女(しゅくじょ)が会うことを「星合」という。和名は彦星(ひこぼし)と織姫(おりひめ)。