24note01net – ページ 4 – 二十四節気note

11.小暑(しょうしょ)7月7日(夏5)

11.小暑(しょうしょ)7月7日(夏5)

この日から暑中に。暑中見舞いを出すのは、小暑7/7~大暑7/23の間。それ以降は残暑見舞いになる。梅雨の後半で豪雨になることも多い。

7月7日は七夕。中国から伝わった「乞巧奠(きこうでん)」の儀式と、日本古来の「棚機女(たなはたつめ)」の風習が合わさって広まったもの。

「乞巧奠」は裁縫や芸事の上達を祈る儀式。「棚機女」は水辺の棚機に乙女がこもり、神が降りてくるのを待って一夜を過ごすというもの。

さらに牽牛と織女の恋物語が伝わり、多くの人の共感を呼んだ。

 

小暑

第三十一候 温風至(あつかぜいたる)【11小暑-初候】7月7日~7月11日

第三十二候 蓮始開(はすはじめてひらく)【11小暑-次候】7月12日~7月16日

第三十三候 鷹乃学習(たかすなわちがくしゅうす)【11小暑-末候】7月17日~7月22日

 

 

第三十候 半夏生(はんげしょうず)【10夏至-末候】7月1日~7月7日

第三十候 半夏生(はんげしょうず)【10夏至-3】7月1日~7月7日

「半夏(はんげ)」は「烏柄杓(からすびしゃく)」の漢名で、この時期に生え出す。一年のちょうど半分にあたる時期。

 

【旬】
花:半化粧(はんげしょう)。
葉っぱが半分白く化粧したようになる。花は穂の方だが、白くなった葉の方が目立つ。半夏生のころに咲くので混同され、「半夏生」と書かれるようにもなった。

 

花:凌霄花(のうぜんかずら)

 

行事:夏越しの祓(なごしのはらえ)
旧暦では六月末日に「夏越しの祓」という神事を行なった。形代(かたしろ)を川に流すなどして、半年間の罪や穢れ(けがれ)を祓い落とし、残り半年の無病息災を祈願した。「茅の輪(ちのわ)くぐり」などの風習は今も残り行なわれている。

 

第二十九候 菖蒲華(あやめはなさく)【10夏至-次候】6月26日~6月30日

第二十九候 菖蒲華(あやめはなさく)【10夏至-2】6月26日~6月30日

「菖蒲(あやめ)」の花が咲くころ。

といっても、「あやめ」は5月頃に咲く花なので、6月頃に咲く「花菖蒲(はなしょうぶ)」のことを指すのかもしれない。

↓↓こちらが「花菖蒲」。

「花菖蒲(はなしょうぶ)」はショウブの葉と似ていることから「花菖蒲」と名付けられた。

「カキツバタ」も「あやめ」や「花しょうぶ」と似ている花。

ここから「いずれあやめか、かきつばた」(どれも美しくて迷ってしまう)という言葉ができた。

「あやめ」は乾燥した場所に、「カキツバタ」と「花しょうぶ」は水辺に咲く。

「あやめ」は黄色と白、「カキツバタ」は白、「花しょうぶ」は黄色の模様が、それぞれ真ん中に入る。

「花しょうぶ」「あやめ」「かきつばた」「しょうぶ」それぞれに違う花で、皆それぞれに美しい。

 

カキツバタ

 

【旬】

鳥:山雀(やまがら)
お腹のオレンジ色と、顔の白黒のコントラストが鮮やか。

 

花:夏椿
朝開いた花が夜にはポトリと落ちてしまう。

 

魚:金魚
室町時代に明から伝わった。庶民に親しまれるようになったのは江戸時代のころから。

 

第二十八候 乃東枯(なつかれくさかるる)【10夏至-初候】6月21日~6月25日

第二十八候 乃東枯(なつかれくさかるる)【10夏至-1】6月21日~6月25日

夏枯草(なつかれくさ)が枯れる時期。夏枯草は「かこそう」ともいわれ、靭草(うつぼぐさ)の異名である。

「うつぼ」とは昔、武士が矢を入れるのに使った道具。うつぼぐさは生薬として役立ってきた。

 

【旬】

鳥:翡翠(かわせみ)
一年中、日本にいる鳥だが、歳時記では夏の季語。スズメより一まわり大きいぐらいの大きさ。
青緑の色になぞらえて、宝石の名前(翡翠・ひすい)にもなった。「翡翠(ひすい)」は「かわせみ」の漢名。(中国での名前)

 

翡翠(ひすい)の原石

 

花:捩花(ねじばな)
桃色の小さな花が、茎の周りにねじれるようについている。「捩摺(もじずり)」という異称もある。

 

花:立葵(たちあおい)
その名の通り、すくっと伸びた茎に沿って、ふんわりとした花が咲き登っていく。真夏になっても炎天下をものともせず咲く花。

 

魚:鮎
塩焼き、天ぷらが美味。アユ釣りは6月に解禁される。

 

果物:夏みかん
代謝をよくして疲れをやわらげるクエン酸や、美肌、かぜ予防によいビタミンCなどがたっぷり。

 

10.夏至(げし)6月21日(夏4)

10.夏至(げし)6月21日(夏4)

夏至は一年で太陽が最も高くのぼる日。

ちょうど正午の時間帯ではほとんど真上から照らされている形になるので、影も一番短くなる。

昼の時間も一番長くなり、反対に夜は一番短くなる。夏至と冬至では夜の長さがおよそ5時間も違う。

秋の夜長に対して、短く明けやすい夏の夜は「短夜(みじかよ)」という。

夏至

第二十八候 乃東枯(なつかれくさかるる)【10夏至-初候】6月21日~6月25日

第二十九候 菖蒲華(あやめはなさく)【10夏至-次候】6月26日~6月30日

第三十候 半夏生(はんげしょうず)【10夏至-末候】7月1日~7月7日

 

第二十七候 梅子黄(うめのみきばむ)【9芒種-3】6月15日~6月20日

第二十七候 梅子黄(うめのみきばむ)

【9芒種-3】6月15日~6月20日

梅の実が黄ばんで熟すころ。

青梅は黄色から赤く熟していく。青梅はそのまま生で食べると体に悪いため梅干しや梅酒にして利用してきた。

 

【旬】

季節:梅雨入り

 

果物:さくらんぼ

 

花:くちなし
白い花から甘い香りを漂わせる。秋に結ぶ実が熟しても開かないところから「くしなし」という名前がついた。

実からは、赤みを帯びた鮮やかな黄色を染め出される。その色は「言わぬ色」とも呼ばれ、口に出せない思いと重ねて古来から和歌に歌われた。

 

 

花:蛍袋(ほたるぶくろ)、すいかずら

 

魚:すずき

体が銀色に輝いているものを選ぶのがコツ。切り身を氷水で洗うときゅっと縮んで独特な食感に。

 

行事:父の日。(6月第三日曜日)

アメリカ、ワシントンにて始まる。男手一つで育てられた娘が、父への感謝を表したのが始まりだとか。

 

第二十六候 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)【9芒種-2】6月10日~6月14日

第二十六候 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)
【9芒種-2】6月10日~6月14日

昔の人は、枯れて腐った草が蛍になると思っていた。「源氏蛍」や「平家蛍」は水辺の蛍。幻想的な輝きを放つ。

 

【旬】
花:紫陽花(あじさい)

「紫陽花」という漢字は、唐の白楽天(白居易)の詩に出てくるものを、平安時代に源順(みなもとのしたごう)という学者が紹介したのが始まりだとか。実は白楽天は違う花を指していたようだが、日本ではこれが定着した。

源順(みなもとのしたごう)(911~983)
平安中期の学者・歌人。嵯峨源氏。三十六歌仙の一人。梨壺の五人の一人で「後撰和歌集」の撰進に参加。

 

季節:入梅(にゅうばい)

毎年6月11日頃が梅雨入り。

 

第二十五候 蟷螂生(かまきりしょうず)【9芒種-1】6月5日~6月9日

第二十五候 蟷螂生(かまきりしょうず)【9芒種-1】6月5日~6月9日

カマキリが生まれる季節。

【旬】
花:柘榴(ざくろ)

「紅一点」という言葉は、柘榴(ざくろ)の花を詠んだ漢詩から生まれた。詩の作者は王安石(1021~1086)(中国・北宋の政治家・詩人)。

万緑叢中紅一点(ばんりょく そうちゅう こういってん)
動人春色不須多(ひとをうごかすは しゅんしょく おおくをもちいず)

(訳)一面の濃い緑の中に一輪の赤いザクロの花が咲いている。見る人の心を動かす春の景色は、決して多くの花を必要としない。(これだけで十分に美しい)。

 

木:合歓の木(ねむのき)

暗くなると葉を合わせるように閉じるところから「眠りの木」と呼ばれ、転化して「合歓の木」となった。

 

行事:鵜飼い

「鵜(う)」は水辺で年中見かける黒っぽい鳥。か細い首だが、大きな魚でもかまずに丸ごと飲み込んでしまう。この習性を利用した「鵜飼い」は夏の風物詩に。岐阜県・長良川のものが有名。

 

 

9.芒種(ぼうしゅ)6月5日(夏3)

9.芒種(ぼうしゅ)6月5日(夏3)

稲の穂先の細い毛を「芒(のぎ)」といい、そのような穀物の種をまく時期ということで「芒種」という。実際に田植えを始める時期はこのころ。

昔は田植えは手作業で、苗をひとつひとつ植えていた大変な重労働。村をあげての共同作業で、田の神様をお祭りする神事の意味合いも強かった。

 

芒種

第二十五候 蟷螂生(かまきりしょうず)【9芒種-1】6月5日~6月9日

第二十六候 腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)【9芒種-2】6月10日~6月14日

第二十七候 梅子黄(うめのみきばむ)【9芒種-3】6月15日~6月20日

 

8.小満(しょうまん)5月21日(夏2)

8.小満(しょうまん)5月21日(夏2)

万物が次第に生長し、天地に満ち始めるという意味。新緑から万緑へと移り変わっていく季節。6月1日には制服の衣替えもあり、颯爽と歩きたい季節に。

小満

第二十二候 蚕起食桑(かいこくわをはむ)【8小満-1】5月21日~5月25日

第二十三候 紅花栄(べにばなさかゆ)【8小満-2】5月26日~5月30日

第二十四候 麦秋至(むぎのときいたる)【8小満-3】5月31日~6月4日

 

 

第二十一候 竹笋生(たけのこしょうず)【7立夏-3】5月15日~5月20日

第二十一候 竹笋生(たけのこしょうず)【7立夏-3】5月15日~5月20日

たけのこが出てくるころ。

一晩で一節も伸びることから「たけのこの親優り(おやまさり)」ということわざができた。

 

【旬】
花:ひなげし
別名:虞美人草(項羽の愛人。虞美人が亡くなったあとに咲いた花という伝説から)

ポピー。

 

花:空木(ウツギ)

別名:卯の花

 

第十九候 鼃始鳴(かわずはじめてなく)【7立夏-1】5月5日~5月9日

第十九候 鼃始鳴(かわずはじめてなく)【7立夏-1】5月5日~5月9日

蛙が鳴き始めるころ。この頃の眠くて仕方がない時期のことを「蛙の目借時(かわずのめかりどき)」と言う。

 

【旬】
行事:端午の節句

 

菖蒲

 

 

鳥:青葉木菟(あおばずく)青葉の頃、日本に渡ってくるフクロウ。

 

 

7.立夏(りっか)5月5日(夏1)

7.立夏(りっか)5月5日~5月20日

初夏と呼ぶにふさわしい新緑の季節。若葉の間を渡ってくる「葉分けの風」や「若葉風」もみずみずしい香りを運んでくる。

立夏

第十九候 鼃始鳴(かわずはじめてなく)【7立夏-1】5月5日~5月9日

第二十候 蚯蚓出(みみずいずる)【7立夏-2】5月10日~5月14日

第二十一候 竹笋生(たけのこしょうず)【7立夏-3】5月15日~5月20日

 

 

 

第十八候 牡丹華(ぼたんはなさく)【6穀雨-3】4月30日~5月4日

第十八候 牡丹華(ぼたんはなさく)【6穀雨-3】4月30日~5月4日

牡丹の花が咲く季節。「百花の王」とも呼ばれる豪華な花は「富貴草」「花王」との異名もあり、楊貴妃にも例えられた。

<牡丹>

 

【旬】
花:藤

 

花:山吹 八重

花:山吹 一重

行事:茶摘み(四月中旬から始まり、歌にもあるように八十八夜(五月二日)頃がピーク)