第六十候 橘始黄(たちばなはじめてきばむ)【20小雪-末候】12月2日~12月6日
・橘の実が黄色く色づき始めるころ。昔はかんきつ類を総称して「橘」と呼んだ。
・垂仁天皇(11代)の御代、田道間守(たじまもり)が、常世国(とこよのくに)(不老不死の理想郷)から持ち帰った果実だと伝わる。

・708年、県犬養三千代(あがたいぬかいみちよ)が、元明天皇(43代)より「橘」姓を賜る。後に「源平藤橘」とも呼ばれる橘氏の祖となった。
・「橘は 実さへ 花さへ その葉さへ 枝(え)に霜振れど いや常葉(とこは)の樹」ー聖武天皇(45代)
・京都御所の紫宸殿の庭には、天皇の御座から見て左に桜、右に橘が植えられていた。儀式の際に、それぞれの近くに左右近衛府の武官が警護の陣を敷いたことから「左近の桜」「右近の橘」と称された。ひな人形の飾りにも使われている。
・「橘」は一年中、葉が緑の常緑樹なので、繁栄を象徴する縁起の良い木とされる。5~6月に白い花が咲く。
【旬】
実:橙
植物:ピラカンサ
魚:河豚(ふぐ)


























